皮膚病や熱中症になりやすいペキニーズにとって高温多湿の環境は天敵です。呼吸状態やお体のほてり具合を見ながら、室温調整をすると良いかもしれません。夏はエアコンや扇風機を使いながら、冬はストーブやヒーターを上手に使って快適な室温に調整をしてあげてください。
chicoどうぶつ診療所所長。体に優しい治療法や家庭でできるケアを広めるため、往診・カウンセリング専門の動物病院を開設。
ペキニーズは本来カットをしなくても良い犬種のため、基本的にはシャンプーの際に肉球や肛門周囲などの部分カットのみで充分です。
犬を迎えるにあたってペットショップやブリーダーなど様々な迎え入れる方法があります。しかし、ペキニーズは少し珍しい犬種のため、ペットショップに並んでいることは少ないです。
犬の「分離不安」について。症状や原因、対策について解説【獣医師監修】
犬は人間と比べて、よく吐くといわれます。体の構造上、人間よりも吐きやすいのです。そうは言っても、わが子が突然吐...
椎間板ヘルニアとは椎間板が脊髄という神経の束を押しつぶしてしまう病気です。
ペキニーズはパグやシーズー、チンなど主に短頭種のルーツともなっており、古くから存在する犬種とされています。
また、ペキニーズは四肢にも多くの被毛が生えているため、フローリングだと滑ってしまう場合が多いです。さらに、膝蓋骨脱臼(パテラ)になりやすい犬種であることから、滑りにくい床材を選んであげましょう。カーペットやコルクマットなどがおすすめです。
パグの性格や特徴は?飼い方やしつけのコツ、歴史などを解説【獣医師監修】
独立心が強くマイペースといわれるペキニーズですが、長い時間をかけて信頼関係を築くことができれば、その絆は強いものとなり、大切な家族の一員となってくれるでしょう。
最近は「せっかく犬を迎えるなら、保護犬の里親になりたい」と考える方が多くなってきたようです。譲渡会の情報もチェックしやすくなってきました。子犬とは限りませんが、こうした譲渡会や里親募集でペキニーズと出会える機会もあるかもしれません。
また、定期的なトリミングだけでなく、毎日のブラッシングを欠かさず行うことがペキニーズを美しく保つ秘訣です。
鼻腔狭窄はペキニーズやパグ、フレンチブルドッグなど短頭種に多い病気です。鼻腔狭窄の犬は鼻腔が狭いため息がし辛く、息をするだけで「グーグー」といびきのような呼吸になることが特徴です。 ペキニーズ